ハーレー好きとカスタムのトレンド

ハーレーのトレンド

アメリカンバイクに好んで乗っている人は世界中にいますが、アメリカンバイクの中で最も愛されているのがハーレーです。ハーレーは重厚な外見に加えてバイクとして高い性能を持っています。カスタマイズの楽しみもあり、日本でもカスタムパーツを売る店が多数存在します。

ハーレーにはオールドスクールやニュースクールなど様々なカスタムスタイルがあります。最近はアメリカ西海岸発祥のHOGGスタイルがトレンドとして人気を集めています。HOGGのスタイルには4つの特徴があります。Bounceはバイクを跳ねさせることでRockはブレーキのロックです。Skateは滑らせることでRollは転がすという意味になります。4つのうち1つでも欠けるとHOGGのスタイルにはならないのでレベルは高めです。

自分のスタイル

4つの基本以外にも様々な表現方法があります。

バイクがいくら魅力的でも、乗っている人間がどのような人間かを表現することがHOGGでは大切です。HOGGはブラックカルチャーと深い関係があります。

ハーレー人気を後押しした有名映画に出てくるキャプテンアメリカ号の製作者は黒人です。日本初のHOGGは重厚感に溢れていてアートのようなバイクに仕上がっています。エンジンはパフォーマンスが向上し、目が覚めるような美しい色のペイントが目を引きます。

日本ではクラブスタイルも人気がありますが、クラブスタイルはアメリカのドラマに登場したことでブレイクします。

保安基準に則ってカスタムハーレーを利用

ハーレー乗り

日本国内でカスタムハーレーを乗りこなすためには、法令遵守を徹底することが極めて重要です。日本国内でバイクを運転する際に守らなければならない法律はたくさんありますが、ハーレーをカスタマイズする場合は道路運送車両法と、この法律に基づいて定められる保安基準と呼ばれるものを絶対に遵守しなければなりません。

実は、保安基準はハーレーに限らず、自衛隊所有車両などの一部の例外を除き、日本国内で公道上を走るすべての自動車に適用されています。すべての自動車は道路運送車両法に基づいて定期的に検査を受け、所有している車両が保安基準を満たしていることの確認を検査員から受けなければ、日本の公道上を走ることができません。これがいわゆる車検とよばれるものです。通常、ハーレーのような大型のバイクは、新車であれば購入から3年後に初回の検査を受け、その後は2年に1度受検する必要がありますが、カスタムハーレーについては、変更を行った部分や範囲によっては実施後すみやかに運輸支局などに構造等変更検査の申請を行って、基準を満たしていることの確認を受けなければ道路を走らせることができません。基準を満たさないままで公道を走行してしまうと、違法改造車とみなされてバイクは没収され、所有者は処罰の対象となります。

カスタムハーレーを取り扱っている店の中には、日本国内で乗れるようにするための手続きをすべて代行してくれる所が多いです。このサービスは有料ですが、所有者自身で検査などの手続きをすべて行うのはとても大変なので、是非利用してみましょう。

ハーレー

アジア向けの小排気量モデルに挑戦するハーレー

ハーレーは新規需要を開拓する一環として、アジア向けに小排気量モデルを設計、投入する計画があると発表しています。

同社は主要な市場のアメリカにおいて、販売の低迷や利益の減少に陥っている状況です。現状を打破する為、ハーレーは新規市場を開拓する必要性に迫られたことから、今までと異なる経営戦略で新製品の開発に至ったというわけです。勿論、ハーレーはアジアだけでなく他の地域にも力を入れる方針ですが、その第一弾としてアジア地域に白羽の矢が立った形です。

アメリカと交通事情が大きく異なる地域では、従来のハーレーだと販売を行うのが難しく、これでは新規の需要を開拓するのは困難です。そこで同社は、手頃で売れ筋の排気量を抑えた小排気量モデルを新たに開発、投入することで需要に応え開拓の実現を狙います。具体的には250から500ccクラスがターゲットで、同社のCEOによれば2年以内にインド市場に投入したいとのことです。

ハーレーは、以降4年間の内に6億万ドルから8億万ドル規模の投資を発表しており、同時にコスト削減にも取り組む方針です。2022年の売上高の目標は59億ドルから64億ドルと、大きな数字が掲げられています。

大型バイクが主流のハーレーは、主要な顧客層の高齢化によって、アメリカでの販売低迷に陥りました。先行的に小排気量モデルが投入されるインド市場を皮切りに、新開発のバイクで巻き返せるのかどうかに注目が集まります。